袋ナット

Attribute:

袋ナット JIS B-1183 日本製

カテゴリー : ナット

どんな商品か?袋ナット JIS B-1183 は、六角ナットをベースに上部はドーム状に溶接されたナットです。おねじ(雄ねじ)が露出されたままで受けるダメージ防止や公共の場でおねじ(雄ねじ)の先端部が露出されることによる事故、怪我の危険防止など特定の目的のために設計されたナットです。

            袋ナットは、安全性と装飾性を兼ね備えていることで別名化粧(装飾)ナットとも呼ばれています。また景観や安全性の観点から通常の六角ナット(2種)と同等タイプの場合は袋ナットに付け替えたりするなどの代替用途として使用することができます。

袋ナットには三種類あります。

1.         袋ナット 1形:キャップと六角部分が一体のねじの溝隙間がないタイプ(エンドキャップが締結されている場合)

2.         袋ナット 2形:キャップと六角部分が一体のねじの溝隙間があるタイプ(エンドキャップが締結されている場合)

3.         袋ナット 3形:成型した六角ナットとプレス加工で成形したドーム部を溶接し一体化したタイプ


使い方: 通常のめねじ(雌ねじ)と同じく、袋ナットは六角ナットと同等の用途で使用できます。六角ナット(2種)と同寸法で六角部の寸法が同じなので、シングルナットとしておねじ(雄ねじ)をカバーしたり、ダブルナットとして使用したりして緩み止めに使用できます。

ロングボルト使用時、袋ナットは適合しない場合がありますが、その場合でも他ねじと同じくしっかり締めることが大切です。

どこでどのような仕事でこの製品を使用するか : 袋ナットは人が触れる可能性のあるガードレール、フェンス、公園、駐車場、階段など公共の場で使われていることが多いです。おねじ(雄ねじ)ボルトが露出したままで使用した場合、服や靴が引っかかり怪我やダメージを引き起こしたり、人に怪我をさせてしまう可能性を回避するために、袋ナットは見た目を良くするナットという目的だけでなく安全性も向上させています。


袋ナットとは?その特徴と用途を紹介します

ねじとは、二つ以上の物体を機械的に結合または固定する装置のことです。ボルトやネジ、ナットやワッシャーなどが代表的なねじです。ねじは、建築や家具、自動車や機械など、さまざまな産業や用途で広く使われています。しかし、ねじにも種類や形状、材質や表面処理などがあり、それぞれに特徴や利点があります。今回は、その中でも「袋ナット」という種類のねじについて紹介します。

袋ナットとは、六角ナットの片面が閉じており、ネジ穴が貫通していない六角ナットのことです。袋ナットは、ボルトの突き出しを防ぐので美観を守り、ひっかかりなどのトラブルを防ぎます。また、袋ナットは一般的な六角ナットに比べて人目につきやすい場所や人に触れやすい場所に多く使用されています。袋ナットは、見た目をきれいにしたり安全性を高める特長から「化粧ナット」と呼ばれることもあります。

 
袋ナットの特徴としては、以下のようなものがあります。

袋ナットは、六角ナットの2種と同じ二面幅とナット部高さを持ちます。そのため、六角ナットと合わせてダブルナットとして使用することも可能です。ダブルナットとして使用した場合でも六角ナットに比べれば外観を損なうことがありません。

袋ナットは、六角ナットの3形2種として規格化されています。六角ナットの3形2種は、六角部とキャップ部を溶接したものとされています。そのため、袋ナットは製造方法の多くも一般的な六角ナット2種の上から球状の金属(キャップ部)を被せ溶接しています。

袋ナットは、材質や表面処理の種類が豊富です。スチールやステンレス、チタンや真鍮などの材質があります。また、三価クロメートやユニクロメッキ、クロメートメッキやニッケルメッキ、クロームメッキや塗装・コーティング、銀・銅・錫メッキなどの表面処理があります。これらの材質や表面処理によって、袋ナットの耐食性や耐熱性、耐摩耗性や耐薬品性などの性能が変わります。

袋ナットの用途としては、以下のようなものがあります。

 

袋ナットは、駐車場入口の敷居や地下鉄の階段手摺り下など、人が何度も通る場所に使用されています。もしここに六角ナットを使用すればネジ部が露出し、靴の裏側を痛めるだけでなく、外観も損ないかねません。袋ナットは、ボルトのネジ部を隠すことで、このような問題を解決します。

袋ナットは、水道やガスなどの配管やバルブなど、水や空気、塩や化学物質などにさらされる場所に使用されています。袋ナットは、ねじ部をシールすることで、漏れや腐食を防ぎます。特に、ステンレスや真鍮などの材質や三価クロメートやニッケルメッキなどの表面処理を施した袋ナットは、耐食性や耐薬品性が高く、このような用途に適しています。

 

袋ナットは、電気や熱を伝える必要がある場所に使用されています。袋ナットは、金属製であるため、電気や熱の伝導性が良く、電気や熱の効率を高めます。特に、銅や銀などの材質や銅メッキや銀メッキなどの表面処理を施した袋ナットは、電気や熱の伝導性が非常に高く、このような用途に適しています。

袋ナットは、六角ナットの片面が閉じており、ネジ穴が貫通していない六角ナットです。袋ナットは、ボルトの突き出しを防ぎ、見た目をきれいにしたり安全性を高めることができます。袋ナットは、人が何度も通る場所や水や空気、塩や化学物質などにさらされる場所、電気や熱を伝える必要がある場所など、さまざまな用途に使用されています。袋ナットは、種類や形状、材質や表面処理などが豊富で、それぞれに特徴や利点があります。袋ナットは、ねじの中でも便利で多様なものです。

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