どんな商品か? : フランジナット JIS B-1190 は、めねじ（雌ねじ）の一種で六角形の片面は角が面取りされておりもう片面は、帽子のつばのような形状のワッシャーがついています。中央にはねじ穴が開いています。主におねじ（雄ねじ）を締めるのに使います。片側にあるフランジ部分は平面が広く、配管業界のフランジに似ている事からフランジナットと呼ばれています。
丸型の平ワッシャーの長所と六角ナットを一体化したフランジナットで、広いフランジ面は摩擦力が高く、粗面でも荷重を均一に分散します。
フランジ側は2種類から選択できます。
1. フランジナット セレートあり： このタイプのフランジナットはフランジ側に鋸歯状の凹凸のギザギザ形状になっており、これをセレートと呼びます。表面へのグリップ力は向上しますが、緩めると跡が残り、素材の表面を損傷する可能性があります。これも硬い素材とは異なり、柔らかい素材には適さない場合があります。
2. フランジナット セレートなし : Tこのタイプのフランジナットはフランジ側が平らで柔らかい素材で表面にダメージや跡が残ることを避けたい場合に使用します。
使い方: フランジナットは、普通の六角ボルトと同等におねじ（雄ねじ）の締結の際はレンチでしっかりと締結します。フランジナットは、グリップの強度向上のために設計されその機能を最大限に発揮するには適切なトルク（締結）が必要です。
どこでどのような仕事でこの製品を使用するのか : フランジナットは、スポーツジムのマシーン、電化製品、自動車部品など、グリップ力が重要な要素となる場所で日常的に使用されています。日常様々なシーンで見ることができます。六角ナットとワッシャーに比べフランジナットを使用することで組み立て時間を大幅に短縮でき、部品の組み立てに自動機械を使用する可能性が高い自動車業界で非常に人気があります。締結具の外観が気になる場合には、フランジナットは良い選択となり得ます。
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