皆さんこんにちは。山里です
とかく公私ともに忙しくコラムを書けずにいて数ヶ月経ってしまいました…(言い訳)
これからはちゃんと書きます!
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| ネジの強さ??? |
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さて今回のコラムはネジの強度つまり「強さ」について書きたいと思います。
ネジは殆どが鉄で出来てるので手で潰すことはおろか、足で踏んづけたところで怪我をしてしまうのがオチです、つまり普通のボルトでもとても硬いし強いんです。
でも世の中には日常生活では全く目に触れないような大きな機械や建物の地下に埋め込まれる装置なんかが存在します。そういったところにはとてつもなく強い力が加わりそんじゃそこらに転がっているボルトでは耐えられない厳しい条件下にボルトを使う時があります。
そういった時はどうするかというと厳しい条件下でも使用できるような強くて硬いネジを使います。そのネジの強さを強度区分という数字で表します。もし、ご興味がございましたら街中にあるボルトやナットの頭や表面に「4.8」「10.9」或いは「11T」などという数字が書かれているタイプのボルトがあります。これが強度区分です。
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| その数字が意味するところとは・・・ |
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ただ、4.8や10.9と書かれていてもそれがどれくらいの強さかさっぱり分からないと思いますがこの数字でこのボルトがどれくらいの荷重に耐えられるのかが分かります。勿論4.8と言っても4.8kgしか耐えられないということはありません。
ポイントは真ん中の点です、これは小数点を表すものではなく右の数字と左の数字を分ける為にある点なのです。4.8というのを例にとってみると、4.8の左の数字「4」と右の数字「8」というのは別々の数字なのです。
左の「4」という数字は「呼び引張荷重」の10分の1を表しています、つまり40キロまで切れないということです。次に右の「8」ですがこれは呼び下降伏点と呼び引張強さとの比の10倍を表しています。簡単に言うと、「4.8」のボルトは40キロまで切れずに32(=40x0.8)キロまで元に戻るということです。それ以上の重さをかけるとネジが伸びて戻らなくなったり、切れてしまうなどという事が起こります。
10.9や12.9或いは8.8のボルトも同じ計算が出来ます。但し、これは材料の問題ですので太さが太くなればなるほど勿論、引張荷重の絶対値も大きくなってきます。例えば、4.8の強度を持つボルトで、ネジの呼びが8mmのものだと最小引張荷重は15,400N(ニュートン)になりますし、30mmだと236,000Nまで耐えることが出来ます。
これらを計算しながら機械や建築その他の設計者の方々は図面を作っていくのですね〜、本当に頭が下がります。 |
| 見た目には同じだけど、どうやって強くするの? |
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で、ここで疑問に思うのはどうやってこのように強いボルトや普通のボルトに分けていくのでしょう。同じ鉄から作るのに強かったり、普通だったり。。。
この答えはズバリ「材料」です。
材料を変えれば強さも変わる、硬さも変わります。(当たり前のことですが。。。)
同じ八宝菜を作るのでも、良い野菜を使ったり、良い豚を使ったり、良い油を使えば、普通のものに比べると味が変わります。それと全く同じです。
ただ、鉄の面白いのは「熱処理」という処理があります。これは鉄に熱を加えたり、冷ましたりすることで、同じ材質でも強くなったり、硬くなったり、粘り気が出たりします。これによってネジの強度を調整したりします。
「熱処理」に関してはまた次回詳しくお話しようと思いますのでその時に〜 |
| 最近流行りの「強度」?! |
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では話を戻して「強度区分」の話ですが、(まだ続くの〜?!と思わずに読んでください)山里もネジの世界に飛び込んでまだ10ヶ月しか経っていませんので実際に感じた訳ではないのですが面白いことに時代によって「強度区分」に流行りがあるそうなのです。
弊社では高強度のボルトといえば、10.9のボルトを中心に8.8という粘り強さのあるボルトの在庫を拡充しています。しかし、弊社の30年戦士の話を聞くと昔はもっと硬くて強いボルトつまり12.9クラスのものが流行していたけど、最近は10.9になってきたな〜と言っています。
最近では、中国向けやヨーロッパ向けなどは特に8.8のボルトが増えてきたと言います。そう言えば、先日ヨーロッパに行ったときに見たボルトの頭に8.8と書いてあったのを覚えています。(旅行で行ってもボルトを見てしまう・・・職業病?) |
| 終わりに |
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このように、世間の情勢や新しい研究などによって一見変わらぬボルトも常に変わっています。弊社も常に新しい研究、世の中の動きなどをウオッチし、お客様の望まれるボルトをご提供できるようにしていこうと思います。
ではまた
次回はちゃんと1ヶ月後に書きます! |
ご意見、ご感想等ございましたらお気軽にご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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