まいどー!阪神ネジの山里です。いよいよ暑くなってきましたね。ビールがおいしい季節がやって参りました(って、いつもおいしいですけど)。
今日もちょっと真面目なコラムです。お題目は、材料や原料の高騰に関してです。昨年は鉄の値段がごっついことあがってどこまであがるねん!と思いましたが、今年は真鍮とステンレス、また亜鉛メッキが沸騰状態です。営業の末端に位置する山里としてはうかうかしていると痛い目に合いそうです。(というか既にあっている・・・) |
| 1.真鍮、ステンレス、ドブメッキが上がっています! |
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ネジ材料の真鍮、ステンレス、亜鉛メッキが高騰しているようですが要因はというとその材料を作る為に用いられるニッケル、クロム、銅、亜鉛地金が高騰しているのが原因のようです。その要因として考えられるのが下記の要素です。
1.レアメタルのファンド筋資源囲い込み
2.鉱山開発の遅れ、閉山、ストライキなどによる供給減
3.中国の旺盛な需要増
など色んな要因が絡んでいるようです。そこでカナダやその他の原料国では増産の予定らしいのだが、中国の需要が高まっておりかなり需給が暫く逼迫するとみられています。
下記は、それらを書いた新聞記事の抜粋です。(ご参考に)
・・・ニッケル、クロム、銅などレアメタルの資源囲い込みとファンド筋の高値買いつけによって、原材料が大幅に高騰していることが背景にある。この動きは今後も引き続く可能性があることから、ステンレス線材の再値上げもありうるとされる。
(金属産業新聞5月29日)
亜鉛地金の平均建値は、平成14年度の13万8200円、15年度の14万3917円、16年度の16万2408円であったものが、17年より上昇しはじめ17年8月に20万200円、18年2月に30万7300円、同4月24日現在で43万9000円にまで急騰し、3年前に比べて3倍強もの大幅上昇となっている。 この高騰の要因は山元の閉山、鉱山開発の遅れなどによる鉱石供給不足に対し、中国の旺盛な需要増、さらにファンド筋の市場介入が指摘され、需給タイト化は引続き高値推移が見込まれている。また建築向けねじ・座金類で依然として根強い需要を持つ6価クロメート加工についても、処理に不可欠な亜鉛板が亜鉛鉱石・地金の世界的な需給ひっ迫を背景に、ペルーなど産出国での鉱山労働者のストライキ、ファンド買いといった要素から海外亜鉛相場の高騰を招き、これが日本にも波及している 亜鉛板(建値)は昨年10月でトン22万円台、年末年始にかけ急上昇し、1月には僅か3日間で1万8000円も値上がりするなど「異常な高騰ぶり」で、2月上旬時点でトン32万円台を記録した。その後若干軟化がみられたが、3月下旬〜4月にかけて再び高騰し、4月中旬時点で41万円台を記録、今後の需給動向次第では50万円台すら懸念される“青天井”相場になっている。
(金属産業新聞)
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| 2.ネジ屋は直に影響を受けます・・・ |
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材料高が進むとネジ屋にはどんな影響がくるかというと、はっきり言って直に影響を受けます。どの業界でも同じと思いますがネジの値段も上がりお客様との苦しい交渉に入ります。ネジという商品の値段というのはほとんどが材料費です。ネジ屋からするとネジの頭を成形したり精度の良いネジを切るのは職人芸で誇り高い作業ですがなかなかネジというもの値段は上がりません。なので材料つまりネジを作る鉄やステンレスの線材や棒材の値段が上がるとすぐに直結して上がります。
当社としては出来る限り価格を抑えられるようにしたいですが健全な経営を考えるとこの材料高が強気な時には値段を上げざるを得ません。
誠に心苦しいですが、何卒ご理解の程を!!!
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| 3.ねじねじするな!頑張って付加価値のある商品を! |
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今回の材料高騰を見ていて(他人事ではない!)思ったことが1つあります。それは、もっともっと付加価値の高い商品を提供できるような会社にしたいと思いました。当社で取り扱っている”ナイロック”という戻り止め加工が付いたネジは付加価値が高いので値段に占める材料費が少なく、むしろその効果やナレッジつまりその付加価値に対する値段が大きく材料代にはあまり影響しません。こういった商品を増やしていきたいと思いました。
こういった商品を作っていくにはやはり、お客様の抱えている問題や課題をお聞きしその問題、課題をどうすれば解決できるのかを研究し、開発していくことで生まれると思います。こうやって、高強度アンカーボルトやUバンドなど独自の商品が出来てきました。その為には、全国の技術メーカーや海外の技術をも取り入れていきたいと思います。
今後ともお客様の問題解決に向けて頑張っていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。 |
ご意見、ご感想等ございましたらお気軽にご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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